妙興寺を体感する

講座開催予定日2010-04-11 (日)
開始時間13時30分
講座の概要一宮の名刹妙興寺(妙興報恩禅寺)にて、坐禅体験をしたり、老師様からお話を聞いたり、庫裏や禅堂などの修行の場やお庭の見学をさせていただいたりして、今もなお禅の精神が生きている妙興寺を体感し、そのすばらしさを知ろうという講座です。(定員40名)
講座詳細名鉄本線妙興寺駅の東側に見える深い森の中に、正式名称を妙興報恩禅寺という、鎌倉時代に創建された臨済宗妙心寺派の寺院があります。

妙興寺は、室町幕府から手厚く保護を受け、足利2代将軍義詮(よしあきら)からは五山制度の諸山と同格に列せられ、尾張の国隋一の巨刹となりました。
幾度かの災害により、多くの建造物が失われましたが、現在も、国指定重要文化財の勅使門は創建当初の遺構を残しており、文和2年(1353)に後光厳天皇より賜わった勅額「国中無双禅刹」も掛っています。また釈迦三尊像が祀ってある仏殿や、安土桃山時代様式を保つ鐘撞堂などが立ち並び、落ち着いた雰囲気の境内自体が県指定史跡になっています。

この名刹妙興寺にはまた、愛知県下でも数少ない修行の場としての道場があり、そこでは雲水たちが、昔ながらの戒律に沿って日々修行を重ねています。
この修行の場は、一般公開はしていないのですが、今回は特別に中に入らせていただきます。
奥には京都の名刹にも劣らない建物の数々が建ち並んでおり、その中で雲水たちが、鐘など様々な鳴り物の音に沿って、朝まだ暗いうちから起き、まきを使ってご飯を炊き、作法にそっていただいたり、掃除をしたり、坐禅を組んだりという生活をしているのです。
この講座では、坐禅体験をしたり、老師様からお話を聞いたり、そして庫裏や禅堂などの修行の場やお庭の見学をさせていただくことにより、今もなお、禅の精神が生きている妙興寺を体感し、あらためて妙興寺のすばらしさを、参加したみなさんに知ってもらいたいと思っています。

日時: 4月11日(日)午後1:30~4:00(受付開始午後1:15~)
場所: 妙興寺 一宮市大和町妙興寺2438 
    (Tel :0586-45-1973)
     名鉄本線妙興寺駅下車 南東へ  駐車場 50台ぐらい
・会費: 1500円(お抹茶付)   ・定員: 40名