妙興寺を体感する2014

講座開催予定日2014-05-25 (日)
開始時間13時30分
講座の概要普段なかなか入ることのできない修業の場にお邪魔して、老師様や雲水さんから話をお聞きしたり、坐禅体験をしたり、禅堂やお庭などの見学をさせていただきます。
正座が難しい方でも椅子がありますので、お気軽にご参加ください。
講座詳細◆日時 :5月25日(日)午後1時半~午後4時半
(午後1時10分より受付開始)
◆場所 :妙興寺 一宮市大和町妙興寺2438 
(Tel :0586-45-1973)
名鉄本線妙興寺駅下車 南東へ 
◆会費 :1500円(抹茶とお菓子付)   
◆定員 :30名(要事前申込み)
※正座が難しい方でもご参加できます。
申し込みの際にお申し出ください。
◆駐車場 :博物館工事中のため、妙興寺の南の門から入って奥に進み、仏殿の東側道路へ止めてください。もしくは公民館駐車場でも可。




名鉄本線妙興寺駅の東側に見える深い森の中に、正式名称妙興報恩禅寺という、鎌倉時代に創建された臨済宗妙心寺派の寺院があります。

妙興寺は、室町幕府から手厚く保護を受け、足利2代将軍義詮からは五山制度の諸山と同格に列せられ、尾張の国随一の巨刹となりました。

幾度かの災害により、多くの建造物が失われましたが、現在も国指定重要文化財の勅使門は創建当初の遺構を残しており、文和2年(1353)に後光厳(ごこうごん)天皇より賜わった勅額「国中無双禅刹」が掛っています。また釈迦三尊像が祀ってある仏殿や、安土桃山時代様式を保つ鐘撞堂など京都の名刹にも劣らない建物が建ち並んでおり、落ち着いた雰囲気の境内自体が県指定史跡になっています。

この名刹妙興寺には、禅僧になるための修行をする道場があります。
道場では、私たちの日常とはかけ離れた環境の中で、雲水たちが朝まだ暗いうちから起きて、作務(僧が行う日々の労務のこと)をし、坐禅を組み、托鉢に行くなどして、修行を重ねています。

今回は、その雲水さんの生活や修行に焦点を当てた講座です。老師様や雲水さんから話をお聞きしたり、坐禅体験をしたり、庫裏や禅堂など修行の場やお庭の見学をさせていただきます。
妙興寺に満ちている凛とした空気を、ぜひみなさんに感じてもらいたいと思っています。