織部亭の大島誠二さんからお話を聞く
講座開催予定日 | 2009-10-29 (木) |
開始時間 | 15時00分 |
講座の概要 | 定員:30名 一宮の現代アートの発信地というべきギャラリー兼レストラン織部亭のオーナー大島誠二さんから、織部亭をはじめるまでのことや、アーティストたちとの交流などについて、お茶をいただきながらお話を聞きます。 |
講座詳細 | 「織部亭」は、せんい団地の南の方に建っている、ギャラリー兼レストランです。オーナーの大島誠二さんの人脈とセンスが光る企画展の数々は、あちこちからの注目をあびています。(織部亭についてはこちらを参考にしてください。) 1985年の開業以来、洗練された雰囲気のレストランとして、地元の人には有名でした。織部亭で結婚式の二次会をしたという方も少なくないでしょう。一方で現代アートのギャラリーとして、国内だけでなく海外からも作家をよぶなどして企画展を開催、織部亭の他にも本町に、ギャラリーOHと、円居も展開して、一宮の街に現代アートを紹介してきました。 こうしたアーティストたちとの交流の輪から、1993年~97年には、本町商店街も巻き込んでのアートイベント「街はいまアートで溢れる」が生まれました。街中の店舗のショーウィンドーや、歩道に新進気鋭の現代アーティストの作品が展示され、意表をついたおもしろさは、大きな話題となりました。 残念なことに1998年、大島さんが病魔に冒され闘病生活に入ったことにより、このイベントは終わってしまいました。 再発も含め10年にわたる闘病生活の末、大島さんは復活を果たし、2008年、ようやく織部亭は再開したのです。 本町にあった、ギャラリーOHと、円居はなくなりましたが、織部亭の方では再び展覧会やパーティも開かれています。 店内には、吉川千香子さんなどの造形作家によるアートな食器やオブジェなども多数置いてあり、お料理の器にも使われていて、いろいろと美術鑑賞ができます。 今回は織部亭手作りのデザートとお茶がついて会費1000円という開講記念特別価格で、お茶をいただきながら大島さんのお話を聞きます。 ・日時:10月29日(木)午後3時~5時(お話と交流会) ・場所:織部亭 一宮市島崎一丁目11-19(tel 0586-76-1993) 駐車場は10台ぐらいならOK ・会費: 1000円(お茶・ケーキ代と事務経費を含む) ◆講師プロフィール 高校2年の時に飲食店経営が自分の天職と目覚め、一宮西高校から名古屋市立栄養専門学校に進学。 卒業後、フランス料理を学びつつ、病院勤務をした後、23歳で名岐バイパス沿いに喫茶ゆうとぴ庵を開業。 30歳の時、その近くにギャラリー兼レストラン織部亭を開業。 さらに本町に、現代美術を紹介する「ギャラリーOH」、現代陶芸の「円居」を開く。 知り合った美術家たちとの交流から現代アートの展覧会を開催。やがて第一線のアーティストたちの展覧会も企画するようになる。 1993年からは、画廊という建物から飛び出し、街中にアート作品を置いて、一般の人たちに親しんでもらおうという「街はいまアートで溢れる」を企画・運営。 1997年まで続き、一宮市内外から人々が訪れる注目のイベントとなったが、本人が悪性リンパ腫で長い闘病生活に入ってしまい、続けられなくなる。 「ギャラリーOH」、「円居」をたたみ、織部亭も閉めてしまったが、奇跡的に回復し、2008年、10年ぶりに織部亭は再開された。 ◆織部亭ゆかりの作家たち(五十音順) 石松丈佳 内田志朗 太田三郎 オヤマダヨウコ 加藤万也 川口淳 川辺美佳 タンゲキョウコ 長江重和 端聡 松岡徹 松本幹永 吉川正道 吉川千香子 など多数 |