真清田神社 と うすずみ桜の なぞ

講座開催予定日2011-03-26 (土)
開始時間14時00分
講座の概要岐阜県の根尾村に残されていた謎の本「真清探当証」。そこには古代史の通説を覆す、驚くべきことが書かれていました。さらに文中には、一宮や周辺の地名が数多くでているのです。

「真清探当証」とは、どんな本なのか、何を伝えようとしていたのか、「真清探当証」の復刻版を出版された、元一宮北方中学校校長 田中豊先生より、お話をうかがいたいと思います。
講座詳細『日本書紀』には、第26代継体天皇は近江国で生まれ、幼い時に父を亡くしたため、母の故郷である越前国で育てられ、のちに大和朝廷に迎えられたと書かれています。

ところが「真清探当証」では、継体天皇は、父である皇子が政変を逃れ、一宮に隠れ住んでいた時にそこで生まれ、さらに根尾村に行って育てられたとなっているのです。
ですから「真清探当証」の中には、一宮に現在も残る「向山」「貴船」などの地名が、数多く出てきており、古代史の中で、この地方が重要な地位を占めていたことを感じさせてくれます。

「真清探当証」の原本は残っておらず、昭和11年に書き写された写本が根尾村に残るのみでした。それを田中豊先生が、根尾村文化財保護審議会の許可を得、平成11年に、約9ヶ月をかけて復刻版を完成しました。古文書の解読をされ、歴史に造詣の深い田中先生は、「真偽は別にして、一宮にも古代ロマンあふれる伝説があったことを知って欲しい」とおっしゃっています。

◆日時:3月26日(土)午後2時~3時30分(受付開始は午後1時45分から)
◆場所:一宮市スポーツ文化センター2階 第2研修室
一宮市真清田1丁目2-30
TEL:0586-24-1881(代) 有料駐車場あり
◆会費: 500円