木口木版の世界

木口木版の作家である若月陽子さんをお迎えし、銅版画との違いや木口木版の制作方法などについて、作品を見せていただきながら、お話をお聞きします。

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講座詳細

◆日  時 :2021年6月20日(日)14:00~15:30
◆講  師 :版画家 若月 陽子 さん
◆会  場 :人の森ハウス(一宮市北園通3-20
◆参加費 :1,000円  

浮世絵に代表される板目木版に対し、木を輪切りに切り出した木口板を版木とする木口木版という版画があります。表面が硬質なため精密で繊細な表現ができ、活字と組み合わせて書籍や新聞の挿絵図版に用いられることにより欧米で発展しました。
やがて、より簡単に図版を入れる技術ができて、手間のかかる木口木版は、印刷技術としては衰退し、現在は作家たちによる美術作品として制作されています。
昨今は取り組む人が少なくなった木口木版の作家である若月陽子さんをお迎えし、銅版画との違いや木口木版の制作方法などについて、素晴らしい作品を見せていただきながら、お話をお聞きしたいと思います。

◇若月 陽子 さんプロフィール◇
1959愛知県生まれ
1981名古屋造形芸術短大専攻科修了
2011山本鼎トリエンナーレ優秀賞
2015鹿沼市川上澄生木版画展 審査員特別賞
2016鹿沼市川上澄生木版画展川上澄生賞


木口木版講座チラシ