美濃路・起宿と湊屋

講座開催予定日2010-05-15 (土)
開始時間13時30分
講座の概要起宿は、美濃路の宿場町として、また木曽川という重要な物流の拠点として栄えた町です。湊屋の建物は、この美濃路・起宿で舟による商売をしていた湊屋文右衛門の屋敷で、明治24年の濃尾地震にも耐えた、このあたりでは数少ない建物です。
この旧湊屋文右衛門邸にて、美濃路・起宿についてのお話を、尾西歴史民俗資料館の学芸員の神田年浩さんよりうかがいたいと思います。(定員30名)
講座詳細起宿は美濃路の宿場町として、また木曽川という重要な物流の拠点として栄えた町です。美濃路は中山道と東海道を繋ぐ重要な脇往還でした。往還とは、萩往還にも使われていますが、街道のことです。脇往還とは主要な街道を繋ぐ街道のことです。
江戸時代から昭和はじめごろまで、木曽川は、この地方の重要な交通路で、名古屋や桑名からは醤油、油、瀬戸物、雑貨、肥料などが、上流の山地からは薪炭などが起の湊に荷揚げされました。河戸周辺には問屋がたち並び、これらの商品を仲だちしました。
湊屋の建物は、この美濃路・起宿でこうした舟による商売をしていた湊屋文右衛門の屋敷です。明治24年におきた濃尾地震の折、近隣の家々が軒並み崩れ落ちた中で無事残っていた建物です。現在は丹羽家の持ち物となっていますが、空き家になっており、今後の活用を野の花の大島八重子さんを会長とした湊屋倶楽部で検討しているところです。現在、国の登録有形文化財にも申請中です。
 今回は、大島八重子さん提供のお茶とお菓子をいただきながら、この湊屋の建物や起宿、美濃路について、尾西歴史民俗資料館の学芸員でいらっしゃる神田年浩さんよりお話をうかがいたいと思います。

美濃路とは、東海道・宮宿(熱田)から名古屋、清須 、稲葉、萩原、起、墨俣、大垣の7宿を経て中山道・垂井宿に至る約60kmの脇往還(脇街道)です。
鈴鹿越えや七里の渡しの難所を避けられるため、参勤交代の西国大名をはじめ、将軍上洛や朝鮮通信使などに利用されていました。八代将軍吉宗の時代には、ベトナムからやってきた象が、長崎から江戸まで旅をした折に、木曽川を渡り、この起に泊ったというおもしろい話もあります。

・日時:5月15日(土)午後1:30~3:30(要予約)
    (受付開始は午後1:15から)
・場所:旧湊屋文右衛門邸(丹羽邸)駐車場は金毘羅神社に5台のみ
    詳しい場所は、PDFのチラシに地図があるのでご覧ください
http://ichinomiyadaigaku.com/pdf/10-05-15minatoya.pdf
    一宮市尾西歴史民俗資料館の駐車場から徒歩約10分なので、できればそこに車を置いて歩いてください。資料館駐車場は20台ぐらいあります。
     一宮市尾西歴史民俗資料館
     愛知県一宮市起字下町211 TEL(0586)62-9711  
・会費: 1000円(お茶とお菓子付き)