古文書からわかる江戸時代の一宮の村社会
講座開催予定日 | 2010-03-07 (日) |
開始時間 | 10時30分 |
講座の概要 | 古文書からわかる江戸時代の一宮の村の出来事について、一宮市文化財保護審議会委員であり、一宮市博物館で古文書講座を指導していらっしゃる小川一朗先生からお話を聞きます。(定員20名) |
講座詳細 | 江戸時代も後半になると、各村にはたいてい寺子屋などができて、村々に住む人々といえども、読み書きができるようになってきました。 特に庄屋や、百姓の中でも頭百姓といった支配者階級に属する村民たちは、代官所とのやりとりなどの複雑な仕事も手掛ける事務能力を持ち、また詩歌などの文化的教養も高い人々も珍しくなかったようです。 そういった人々が残した文書が、一宮でも民家に数多く残っていました。 それらの文書は、流れるような毛筆で、なおかつ文語文で書かれていて、江戸時代の庶民の教養の高さを知ることができますが、今の私たちではとても読むことができません。 ですが、この庶民が書いた古文書からは、家族関係、若者組、祭礼についてなど、生き生きとした人々の暮らしを知ることができます。 一宮市文化財保護審議会委員であり、古文書の講読を一宮市博物館で指導していらっしゃる小川一朗先生は、長年一宮市史や木曽川町史の編纂にもたずさわっておられ、一宮周辺に伝わる古文書について、たいへんよくご存じです。その小川先生から、これまでに調べてこられた古文書からわかる江戸時代の一宮の人々の暮らしについてのお話をお聞きしたいと思います。 ・日時:3月7日(日)午前10:30~12:00(要予約) (受付開始は午前10:15から) ・場所:一宮市スポーツ文化センター3階第5会議室 一宮市真清田1丁目2-30 TEL:0586-24-1881(代) 有料駐車場あり ・会費: 1000円 |